犯罪被害事件

《犯罪被害者支援に注力しています》

◎犯罪被害者支援に取り組んでいます
告訴、被害者参加、損害賠償の請求(示談交渉、賠償命令、民事訴訟)等、犯罪被害者の回復に必要な手立てを、お気持ちに寄り添いながら探します。

◎専門機関の紹介も可能です
SACHICO(性暴力救援センター大阪)の登録弁護士ですので、性被害に遭われた方で専門の病院へのご紹介が必要な方にも対応します。

◎柔軟な対応はお任せください
平日・土曜の20時まで通常営業していますので、お休みの日やお仕事帰りにご相談に寄っていただけます。(※ご来所の際は必ず事前にご予約をお取りください。)
駅近くでバリアフリーオフィスですので、交通事故などでお怪我をされた方もご来所が可能です。また、入院中の場合は、出張面談が可能な場合もございます。
小さなお子様がいらっしゃる方も、お子様の同伴が可能です。

◎精神的なケアや経済的回復をサポート
犯罪の被害に遭われた方のご不安を少しでも取り除き、できる限り早い心身・経済面の回復ができるようサポートいたしますので、安心してお任せください。

《このような悩みはございませんか》

・性犯罪の被害に遭いどうしてよいか分からない。相談することさえも不安である。
・交通事故で自分(または家族)が大きな怪我を負い、損害賠償も請求したいし刑事裁判では厳罰を求めたいので、全てを任せられる弁護士を探している。
・突然犯罪の被害に遭ってしまい、右も左も分からないのに、捜査機関での手続はどんどん進んでいるようで不安である。自分の置かれている状況や、犯人がどうなるかを知りたい。
など

◎その他費用も柔軟に対応
着手金、報酬金は日本弁護士連合会が適切として定めた料金を基準に、ご依頼者の経済状況に合わせて相談に応じております。
また、刑事裁判への被害者参加をご希望の方で資力要件を満たす方は、日弁連の委託援助もご利用いただけます。

《重点取扱い事件》

・刑事裁判への被害者参加
・損害賠償の請求
・告訴 など

 

《解決事例》

事例1 元交際相手のネットストーカー行為に警告
相談前 依頼者様は、交際相手に別れを切り出したことをきっかけに、元交際相手がSNSでつきまとい行為をしたり、執拗にメッセージを送ってくるという被害に遭っていました。
相談後 元交際相手のネットストーカー行為の証拠をスクリーンショットなどで保存して、重要なものをピックアップして警察に相談に行くと同時に、元交際相手には警察に相談していること、今後もストーカー行為を続けた場合には、正式に告訴する旨の警告文を弁護士から送りました。
幸い、その後ストーカー行為はおさまったようです。
担当弁護士のコメント インターネット上での嫌がらせであっても、安全のために警察への相談は欠かせません。弁護士から警告や交渉をする場合でも、警察に相談して万一の自体に備えた上で開始する必要があります。
弊所では、警察に相談する場合にどのような証拠を持ってどのように相談すればよいかのアドバイスも行っています。

 

事例2 強制性交の加害者と示談
相談前 依頼者様は、知り合いの男性から強制性交される被害に遭ってしまい、ショックから数ヶ月間休職を余儀なくされました。数ヶ月後、ようやく気持ちが落ち着いてきたので相談に来られました。
相談後 あいにく、被害直後に捜査機関等に被害申告がされていなかったり、物的証拠が残っていなかったので、刑事告訴するにはハードルが高い事件でした。しかし、せめて休職で失った賃金や慰謝料は請求したいという依頼者様の希望がありましたので、加害者に示談交渉を求める文書を送りました。
こちらからの文書に対して加害者側はすぐに弁護士を付けて対応してきました。交渉の結果、刑事告訴しないことを条件に、加害者が解決金を支払うことで示談が成立しました。実際には刑事告訴が難しい事件でしたので、依頼者様のせめてもの希望が叶えられた解決ができました。
担当弁護士のコメント 性犯罪の被害直後はショックから何もできず、捜査機関への連絡や弁護士への相談さえもできない方が多いです。そのため、適切な証拠などが残っておらず刑事告訴を断念したり、示談交渉が難航する場合も多いです。できるだけお早めにご相談ください。
なお、弁護士寺野も登録弁護士をしていますSACHICO(性暴力救援センター大阪)では、24時間のホットラインもありますので、すぐに弁護士に連絡が付かないときはご利用をご検討ください。

 

事例3 未成年の娘さんが猥褻な写真の送信を強要されていた事件
相談前 依頼者様には、未成年の娘さんがいますが、娘さんの様子がおかしく精神的に辛そうにしているのに、その原因が長い間分からずにいました。
そのうち、娘さんは元交際相手から交際時のことをネタに脅され、自分の猥褻な写真を送信することを求められてそれに応じてしまっていたことが分かりました。
相談後 弁護士から、加害者に対して、画像の削除と慰謝料の支払いを求める文章を送りました。当初は刑事告訴も検討していましたが、加害者が示談交渉に応じたことと、依頼者様としては娘さんを一刻も早く平穏な生活に戻してあげたいという希望があり、娘さんも早く忘れたいとおっしゃられていたので、示談交渉のみで解決しました。
担当弁護士のコメント 携帯カメラの普及以降、猥褻な写真の送信を強要される事件が増えています。また、被害者の低年齢化も進んでいます。お子さんが被害者の事件の場合、お子さんは誰にも言えずに、親にさえ話せず、一人で悩んでいます。様子がおかしいことに気付いた親御さんが何度も聞いて、ようやく打ち明けてくれることも少なくありません。
被害者が回復するには、まず加害行為をやめさせ、送ってしまった画像の削除させる必要があります。慰謝料の請求や刑事告訴については、被害者の事件解決方法の希望を最優先に、一番良い方法を一緒に考えます。

 

事例4 強制性交被害事件について、刑事裁判への被害者参加及び損害賠償命令の申立て
相談前 依頼者様は、知り合いの男性から強制性交される被害に遭いました。直後に警察に相談されていたため、加害者は逮捕されるに至りましたが、逮捕直後から加害者の弁護人から執拗な示談の持ちかけがあり、どうしたらよいか分からず、また事件のことを度々思い出すPTSD症状や加害者の弁護人とのやりとりで二次被害を受け精神的に辛い状態でした。
相談後 法律相談で依頼者様としっかり方針を協議し、加害者への厳罰(実刑)を第一目標にすることにしました。このため、示談をする必要もありませんでしたので、加害者の弁護人には担当弁護士からその旨を明確に伝え、刑事裁判に臨むにあたり依頼者様心理的負担をできるだけ取り除きました。
刑事裁判に被害者参加し、担当弁護士が刑事裁判に出席し、裁判の様子を毎回詳しく依頼者様に報告しました。その内容を踏まえ、依頼者様が加害者や裁判所に伝えたいことを意見陳述という形で裁判所で述べる機会を設け、担当弁護士が代読する形でしっかりと依頼者様の気持ちや厳罰の意思を伝えました。加害者には実刑の判決が下されました。
また、実刑が第一目標でしたが、被害に対する適正な賠償がされることは当然ですので損害賠償命令の申立ても同時にしており、刑事裁判の判決直後に、当方主張の慰謝料が認められました。
担当弁護士のコメント 性被害事件では、示談のために加害者の弁護人と協議をするだけでも、事件のことを思い出し被害者にとってはとても大変なプロセスになります。このため、信頼し安心して相談できる女性の弁護士に間に入ってほしいとのご希望をお持ちの方は多いです。
依頼者様が不安を感じたり二次被害を受けたりしないよう、最大の注意を払いながら、ご希望の解決ができるように尽力いたしますので、是非ご相談ください。